蛍光灯に水銀が含まれる理由とは
蛍光灯やコンパクト蛍光灯(CFL)は、光を生成する際に水銀を少量含んでいます。水銀は光の生成を助けますが、神経毒性もあるため、破損時の取り扱いには注意が必要です。
種類
蛍光灯にはさまざまなサイズと形状があります。代表的なものは、バラストに接続して使用する長形管で、オフィスなどでよく見られます。CFL は家庭用や小規模照明向けに設計された小型の球形・U字形・円形・スパイラル形など多様な形があります。
仕組み
電流が電極に流れると、管内の水銀蒸気が励起され、紫外線(UV)を放出します。管の内壁は蛍光体(リン酸体)でコーティングされており、UV を吸収して可視光に変換します。
水銀の量
水銀の含有量は数ミリグラム程度とごく少量です。灯具のサイズやメーカーにより差がありますが、蛍光灯やCFLは白熱電球に比べ寿命が長く、大型の長寿命灯では若干多めに含まれることがあります。CFL の寿命は最大10,000時間程度です。
注意点
通常使用時は安全ですが、灯具が破損すると水銀と水銀蒸気が漏れ出します。取り扱いは手袋をはめ、破損時は窓を開けて換気し、破片は掃除機ではなくテープで拾い、直接触れないようにしてください。廃棄は二重封止したビニール袋に入れ、自治体の有害廃棄物回収へ持ち込みましょう。
その他の考慮点
高強度放電灯(HID)にも水銀が使用されることがありますが、これらは街灯や工業用など大規模施設での利用が主で、家庭やオフィスで目にする機会は少ないです。
