希釈減衰係数(DAF)の計算方法
概要
希釈減衰係数(DAF)は、土壌水中の汚染物質が地下水面に達したときに濃度がどれだけ低下するかを示す指標です。計算には、対象地域の水流に関するデータが必要です。
必要なもの
- 科学計算機またはパソコン
手順
- 帯水層の厚さ(m)に勾配(m/m)を掛けます。例:厚さ 10.7 m、勾配 0.00015 m/m の場合、10.7 × 0.00015 = 0.0016。
- 上記の結果に帯水層の水力伝導係数(m/年)を掛けます。例:水力伝導係数 391 m/年 の場合、0.0016 × 391 = 0.626。
- 浸透速度(m/年)と、地表流れに平行な領域の長さ(m)を掛けます。例:浸透速度 0.3 m/年、長さ 30 m の場合、0.3 × 30 = 0.9。
- 上記の結果に -1 を掛けます。0.9 × -1 = -0.9。
- ステップ4の結果をステップ2の結果で割ります。-0.9 ÷ 0.626 = -1.4377。
- その値の指数関数を求めます。exp(-1.4377) = 0.2375。
- 1 から上記の値を引きます。1 - 0.2375 = 0.7625。
- ステップ7の結果に帯水層の厚さを掛けます。0.7625 × 10.7 = 8.159。
- 領域の長さを二乗します。30 × 30 = 900。
- 上記の結果に 0.0112 を掛けます。900 × 0.0112 = 10.08。
- 結果の平方根を取ります。√10.08 = 3.174。
- ステップ11の結果とステップ8の結果を掛けます。3.174 × 8.159 = 25.897。
- ステップ12の結果に勾配を掛けます。25.897 × 0.00015 = 0.00388455。
- 上記に水力伝導係数を掛けます。0.00388455 × 391 = 1.51886。
- ステップ14の結果をステップ3の結果で割ります。1.51886 ÷ 0.9 = 1.68762。
- 最後に 1 を加えます。1.68762 + 1 = 2.68762。
これが希釈減衰係数(DAF)です。
