ブルーグリーン藻(シアノバクテリア)の問題点は何ですか?
ブルーグリーン藻(シアノバクテリア)は、主に夏季に池や湖で繁殖します。外観は他の藻類と似ていますが、水系の食物連鎖において重要な役割は果たしません。濃度が高まると、さまざまな問題が生じるため、一般的に好ましくないとされています。
水生生物への影響
藻類が大量に増えると、水中の光透過率が低下し、光合成を行う植物が光不足に陥ります。その結果、溶存酸素が減少し、魚類やその他の水生動物の生息環境が悪化します。
味・臭いの問題
オープン型貯水池から取水する地域では、ブルーグリーン藻に起因する味や臭いの変化が報告されています。これらは飲用には安全ですが、飲料水の風味に影響を与えることがあります。
毒素の生成
一部のブルーグリーン藻はマイクロシスチンやシアノトキシンなどの毒素を産生します。ただし、藻が毒素を放出しているかどうかは外観だけでは判断できません。
毒素曝露時の症状
毒性ブルーグリーン藻に接触または摂取した場合、頭痛、発熱、嘔吐、腹痛、筋力低下、呼吸困難などの症状が現れることがあります。疑いがある場合は速やかに医師に相談してください。
藻類の大量発生(ブルーム)の原因
主な要因は、農業排水などに含まれる窒素・リンなどの栄養塩の過剰供給です。流出を抑制し、湖沼への栄養塩投入を減らすことで、ブルーグリーン藻の発生を抑制できます。
