米国におけるバッテリーリサイクルに関する連邦法

バッテリーは世界中で重要なエネルギー源ですが、化学成分が地下水を汚染し、環境や人の健康に害を及ぼす恐れがあります。こうしたリスクを受けて、米国ではバッテリーの製造、取り扱い、使用、廃棄、リサイクルに関する連邦レベルの規則が整備されています。

水銀含有および充電式バッテリー管理法(1996年制定)

この法律は、水銀、カドミウム、鉛酸バッテリーなど、特定の有害物質を含むバッテリーの効率的な回収とリサイクルを促進します。また、販売・使用・廃棄に関する基準も定め、バッテリーを利用する機器は簡単に取り外せる設計が求められます。メーカーはすべてのバッテリーに化学成分を表示し、リサイクルや処分方法を明示する義務があります。

連邦ユニバーサル廃棄物規則

米国環境保護庁(EPA)が定めた有害廃棄物管理基準に基づき、ニッケル、カドミウム、鉛を含むバッテリーは「ユニバーサル廃棄物」として扱われます。ただし、家庭用や小規模事業で使用されるものは例外とされ、適切なリサイクルが促進されます。

バッテリーのリサイクル輸送

バッテリーに含まれる有害化学物質は輸送中の安全リスクとなります。米国運輸省は危険物の輸送に関する規則を定め、特にリチウムイオンバッテリーについては、元の機器に入れたまま、または端子をテープで覆いショートを防止すること、適切なラベル表示を義務付けています。

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