海の生物を守るための具体的な方法
地球の表面の70%以上は海で覆われており、海洋生態系は哺乳類からプランクトンまで多様な生物が暮らしています。海の恵みは食料供給や雇用、経済、環境、健康に欠かせませんが、汚染、乱獲、地球温暖化により危機に瀕しています。本記事では、海の生物を守るためにすぐに実践できる具体的な方法をご紹介します。
プラスチック使用を減らす
プラスチックごみは海の生物にとって致命的です。誤って食べ物と勘違いしたり、絡まって死に至ることがあります。また、分解過程で有害な化学物質が海水に放出され、海産物を通じて人間の健康にも影響します。使い捨てプラスチックをやめ、買い物袋や水筒、マグカップ、ランチボックスなどの再利用可能なアイテムを活用しましょう。プラスチック缶や6パックリングは必ず細かく切ってから捨ててください。
持続可能なシーフードを選ぶ
乱獲により多くの大型捕食魚が激減しています。サメ、マグロ、カジキなどの90%が既に減少傾向にあると報告されています。海の資源を守りつつ健康的に魚を食べるために、購入前に漁獲方法や産地を確認し、MSC認証やASC認証など持続可能性が保証されたシーフードを選びましょう。
炭素排出を削減する
海は大量の二酸化炭素を吸収し、酸性化が進んでいます。酸性化は貝殻やサンゴを弱体化させ、生態系全体に波及します。政府やEPAに対し、排出規制の強化や再生エネルギーの導入を求めると同時に、私たち自身も自動車の利用を減らす、カープールや公共交通機関を利用する、燃費の良い車を選ぶなどでカーボンフットプリントを減らしましょう。また、地産地消や省エネ家電の使用、リサイクルも有効です。
ビーチクリーンアップに参加する
海岸や河口から流れ込むごみは、海洋汚染の大きな原因です。違法に海へ廃棄物を投棄する船も存在します。地域のビーチクリーンアップに参加したり、自らイベントを企画してごみを回収しましょう。ダイビングが好きな方は、海底のごみ除去を行う団体に参加するのもおすすめです。
化学物質の使用に注意する
家庭や産業から排出される薬剤、オイル、農薬、洗剤などは下水を通じて海に流れ込み、生物や人間の健康を脅かします。使用済みの自動車オイルは認定回収ステーションへ持ち込み、薬や洗剤はトイレや排水口に流さないようにしましょう。自然由来の洗剤や有機肥料を選び、ペットの排泄物は適切に処理してください。
