リサイクルされないアルミニウムがもたらす有害な影響
アルミニウムはアメリカや他の先進国で包装材、調理器具、自動車部品、建築資材など幅広く利用されている金属です。既に大量に流通しているアルミニウムは、リサイクルが容易で高速に行えるため、新たにアルミニウムを製造する際の廃棄物・エネルギー消費・環境負荷を大幅に削減できます。にもかかわらず、毎年何百万ポンドものアルミニウムが無駄に廃棄・破壊されています。
大量廃棄による影響
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アルミニウムは自然環境下で分解するのに約400年かかります。そのため、埋立地に捨てられたアルミニウムは長期間残留し、土地を圧迫します。一部の埋立地ではアルミニウムを焼却しており、これにより新たな鉱山採掘が必要になるだけでなく、大気中に有害物質が放出されます。米国全体でリサイクルされずに廃棄されたアルミニウムの量は、3か月ごとに商業用航空機全体を再建できるほどです。
エネルギー消費の増大
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アルミニウムをリサイクルする際に必要なエネルギーは、新たにボーキサイト鉱石を採掘・精錬して作る場合のわずか5%です。リサイクル過程でアルミニウムは劣化せず、無限に再利用できるため、経済的・環境的コストが大幅に低減します。クリーンエアカウンシルによると、1本の廃棄されたアルミ缶を再製造するのに必要なエネルギーは、半満タンのガソリンを捨てたのと同等です。
天然資源の破壊
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リサイクルされた1ポンドのアルミニウムは、4ポンド分の未処理ボーキサイト鉱石に相当します。ボーキサイト採掘は環境破壊が激しく、周辺の生態系を汚染・劣化させます。このような負荷は、既存のアルミニウム資源を有効活用すれば完全に回避できます。アルミニウムはリサイクル時に劣化しないため、廃棄物の発生は極めて少なく、未処理鉱石から新たにアルミニウムを作る際には約75%が廃棄物となります。また、採掘に比べリサイクルは大気汚染を95%、水質汚染を97%削減します。
