PCBはなぜ危険なのか?

環境中のPCB

PCBは分解しにくく、土壌や水中の堆積物に付着します。堆積物を食べる魚、そしてそれを食べる動物の体内に蓄積し、環境中の濃度より何千倍も高い濃度になることがあります。蓄積が進むほど毒性も強まります。

長距離輸送

PCBは分子構造上、空気中を遠くまで運ばれ、使用されていない地域でも汚染が広がります。また皮膚からの吸収や吸入も容易で、動物や人間が有害量を体内に取り込むリスクが高まります。

健康への影響

PCBに曝露すると、皮膚炎やにきび、血液・尿中の変化(肝障害の指標)など、さまざまな健康問題が現れます。

がんリスク

米国環境保護庁(EPA)の調査では、PCBに長期間曝露された作業者に肝臓がんや胆道系がんの罹患率が上昇することが確認されています。

乳幼児への影響

ミシガン州の母子コホート研究(Fox River Watch)によると、胎児期にPCBに曝露された赤ちゃんは出生体重が低く、記憶力や運動能力が低下し、その影響は11歳まで続くことが分かっています。

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