懸念点
1982年に『Lancet』誌が、オフィスの蛍光灯と悪性黒色腫の関連性を検討した研究を発表しました。結果は「関連性は考え得るが、さらなる情報が必要で慎重に評価すべき」と結論付けられました。
最新の研究
それ以来、欧州委員会の新興・新規健康リスク科学委員会やオーストラリア放射線防護・原子力安全機関(ARPANSA)など、独立機関や政府機関が多数の調査を実施しています。これらの調査では、蛍光灯が放出する紫外線は皮膚がんを引き起こすほどの強さではないことが示されています。
紫外線量はどれくらいか
ARPANSA の研究によれば、コンパクト蛍光灯(CFL)から約10 cm(4 インチ)の距離で6時間照射した場合、日中の直射日光(約6分間)に相当する紫外線量に達します。
リスクがある人
蛍光灯は確かに微量の紫外線を放出しますが、極めて敏感な皮膚疾患を持つごく一部の人だけが注意を要します。一般的な健康な人にとっては影響は無視できるレベルです。
結論
大多数の人にとって、蛍光灯からの紫外線が健康に害を及ぼすことはほとんどありません。稀に皮膚が非常に敏感な方は、紫外線放出が極めて少ない「二重封筒型」CFLやLED照明を選択すると安心です。
