ゴキブリ用スプレーの人体への影響

化学物質の種類

ニューヨーク州保健局によれば、ゴキブリ駆除に使用される主な化学物質はカルバメート系、オーガノリン系、ピレスロイド系の3種類です。代表的なカルバメート/オーガノリン系はジアジノン、クロルピリホス、ジクロルボスです。ピレスロイド系はペルメトリン、レスメトリン、スミトリンが一般的です。いずれも人体に有害です。

カルバメート系殺虫剤の影響

カルバメートは神経伝達酵素であるコリンエステラーゼを阻害し、ゴキブリを死滅させますが、人間でも同様に酵素が阻害されるため、筋肉の痙攣、脱力、唾液過多、痙攣、歩行困難、呼吸困難などの症状が現れます。また、吐き気、めまい、発汗、嘔吐、視覚障害、下痢、頻尿、心拍数低下や血圧低下も報告されています。

オーガノリン系殺虫剤の影響

オーガノリン系もカルバメートと同様にコリンエステラーゼを阻害します。作用はやや遅いものの、持続時間が長く、特に6歳未満の子どもは低濃度でも重篤な中毒症状を起こしやすいです。

ピレスロイド系の影響

米国で1,000種以上が登録されているピレスロイドは、吸入や経口摂取により神経細胞の膜を変化させ、神経伝達を妨げます。症状は痙攣、動作・呼吸困難、めまい、皮膚や呼吸器の自己免疫疾患の発症リスクがあります。長期使用で体内に蓄積すると神経毒として致死的になることがあります。

使用上の注意

ゴキブリ用スプレーは必ず添付の安全指示に従って使用してください。霧を吸い込んだり、口に入れたりしないようにし、万が一吸入・摂取したと思われる場合は速やかに医療機関を受診してください。

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