エチレングリコールのpHは時間とともに変わるのか?

概要

純粋なエチレングリコールのpHは約7で中性です。しかし、保管環境や外部要因により、時間とともにpHが変化することがあります。

1. 環境条件

エチレングリコールは吸湿性が高く、空気中の水分や二酸化炭素を取り込みやすいです。CO₂が溶け込むと炭酸が生成し、わずかに酸性に傾くためpHが低下します。

2. 汚染物質の影響

金属イオン(鉄、銅など)や酸・アルカリといった不純物が混入すると、酸化反応が促進されて酸性生成物ができ、pHが大きく変化します。

3. 温度・保管条件

高温や長期保存はエチレングリコールの分解を引き起こし、酸性の分解生成物が増えてpHが下がります。逆に低温でも結露による水分混入が起こり得ます。

実務上のポイント

・適切に密閉された容器で、直射日光や極端な温度変化を避けて保管する。

・定期的にpH測定を行い、変化が見られたら原因を特定し対策を講じる。

・使用前に純度や汚染の有無を確認し、必要に応じてフィルタリングや再調整を行う。

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