緊急時に自作できる首のブレースの作り方

首は普段はあまり意識しない部位ですが、転倒や交通事故などの外傷を受けると、軟部組織の損傷を防ぐために固定が必要です。

診断

転倒や自動車事故などで体の一部が損傷すると、血液がその部位に集まり腫れが生じます。腫れた部位は熱を持ち、見た目にも大きくなることが典型的なサインです。患者が意識がある場合は、頭をやさしく動かしたときに痛みがあるかどうかを尋ねてください。首に痛みや腫れ、明らかな外傷が認められる場合は、安全のために首を固定することが推奨されます。

痛みや腫れがなくても、脳震盪や他の重傷、四肢の骨折などが隠れている可能性があります。特に高所からの落下など、重傷が疑われる場合は、立ち上がらせる前に全身を慎重に観察してください。

首ブレースの作り方

ブレースを作るには、クッション材と固定用の紐が必要です。タオル、スカーフ、毛布、シャツなど、柔らかい布で首を包みます。呼吸や血行が妨げられないように、ゆるめに巻き、布を厚く重ねて首と頭を安定させます。

約60cm(2フィート)の紐を用意します。ロープや靴ひもで代用可能です。患者がタオルを保持できる場合は自分で持たせ、持てない場合は一方の手でタオルを支えながら紐を巻きます。紐は首と布の上でしっかりと結びますが、締めすぎて窒息させないよう注意してください。呼吸は通常通りでき、頭の動きが制限される程度が目安です。嚥下が困難な場合は、紐をほんの少し緩めて調整してください。

その後の対応

首ブレースが必要と判断された場合は、できるだけ早く医師の診察を受けるべきです。医療従事者の確認を得たうえで、ブレースの使用を開始してください。ブレースは軟部組織が回復するまで装着し続けますが、痛みが出ない範囲で軽い筋肉運動を行うと回復が促進されます。

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