肥満手術患者の医療警報ブレスレットの見分け方

心臓疾患の既往がある患者は「冠状患者」と呼ばれることがありますが、胃バンドやバイパス手術を受けた人は「肥満手術患者」と呼ばれます。肥満手術後に怪我をした場合、救急隊員は患者の体が通常と異なることを認識しなければなりません。そのため、肥満手術患者用の医療警報ブレスレットを装着させておくことで、胃ポーチへの不必要な処置を防げます。

医療警報ブレスレットを識別する手順

  1. 患者の手首にブレスレットが付いているか確認します。デザインは多様で、ファッションジュエリーのように見えることもあるので、注意深く観察してください。

  2. ブレスレットに医療の象徴であるカドゥケウス(杖に翼と二本の蛇)が描かれているか確認します。医療警報ブレスレットでは赤色で表示されることが多いですが、トレンドジュエリーでは色が異なる場合があります。

  3. 患者の氏名や識別情報が記載されているか確認し、ブレスレットが対象の患者本人のものか確かめます。身分証明書や同伴者への確認も併せて行いましょう。

  4. ブレスレットに記載された指示を読み取ります。肥満手術(胃バイパスやラップバンド)患者は、胃ポーチを損傷する恐れがあるため、特定の救急処置を受けるべきではありません。手術後の胃ポーチはくるみ大のサイズで、少量しか液体を受け入れません。

  5. 必要に応じて医療ディレクターに連絡し、追加指示を仰ぎます。一般的に、肥満手術患者はNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の投与や、胃ポーチを損傷する恐れのある経鼻胃管(NGチューブ)の挿入を禁じられています。ブレスレットには「NO NSAIDS」「NO NG TUBES」や、糖尿病の場合は「NO SUGARS」などと記載されていることがあります。

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