発作時のチェックリスト

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、生涯で約10%の人が一度は発作を経験するとされています。発作の種類はさまざまで、すべてが緊急通報(911)を要するわけではありません。発作が起きた際は冷静に対応し、適切なサポートを提供することが重要です。本チェックリストは、発作時に必要な対応を分かりやすくまとめたものです。

全身強直間代痙攣(Grand Mal)発作

  • 全身強直間代痙攣は、意識喪失と激しい筋収縮を伴う発作です。まずは落ち着いて、以下の手順で安全を確保します。

    ① 可能であれば、床にゆっくりと横たわらせ、頭の下に柔らかく平らなものを置きます。

    ② 側臥位(横向き)にさせ、気道が確保できるようにします。

    ③ 鋭利な物や危険なものがないか周囲を確認し、取り除きます。

    ④ 眼鏡や首にかかっているネクタイ、ネックレスなどは外します。

    ⑤ 発作の開始時間と経過、症状をメモします。

    ⑥ 動きを制止したり、口に何か入れたりしないでください。

    ⑦ 意識が回復するまでそばに寄り添い、必要なら帰宅のサポートを申し出ます。

非痙攣性発作(Non‑Convulsive)

  • 意識は保たれるものの、ぼんやりとした視線や無意識のまばたき、咀嚼などの自動的な顔の動きが見られることがあります。以下の点に注意してサポートしてください。

    ① 周囲の危険物を取り除きますが、体を抑えたり拘束したりしないでください。

    ② 静かに安心させる声かけをし、叫んだり揺さぶったりしないようにします。

    ③ 暴力的になる場合は安全距離を保ちつつ、見守り続けます。

    ④ 発作が終わり、完全に意識が戻るまで離れないでください。

緊急通報(911)すべきケース

  • 次のいずれかに該当する場合は、すぐに911へ電話してください。

    ① 発作が5分以上続く、または水中で起きた、初めての発作。

    ② 初回の発作の直後に二回目が続く。

    ③ 発作中に怪我をした、呼吸が困難、または発作後に覚醒できない。

    ④ 妊娠中、または糖尿病や心臓疾患などの既往症がある。

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