フィルターネードルとは?その仕組みと歴史

操作

フィルターネードルは、シリンジの針先に取り外し可能なガラスフィルターを組み込んだ装置です。吸引時には液体が第一フィルターを通過し、注入時には第二フィルターを通って一方向に流れます。これにより、薬剤はシリンジに入る際と出る際の両方で濾過されます。

従来の装置

フィルターがない従来のシリンジでは、容器内の残留物などが薬剤に混入し、患者に注射されるリスクがありました。初期のフィルターは汚染物質の混入をある程度防げましたが、流れの方向を制御できず、吸引用と注入用に別々の装置が必要でした。

発明の経緯

1976年に特許出願されたフィルターネードルは、従来のシリンジの欠点を改善するために開発されました。同一の針で吸引と注入を行えるだけでなく、二重フィルター構造を採用し、第一フィルターを通過しきれなかった微粒子やチューブ内に付着した汚染物質も除去します。サイズや仕様は既存のシリンジに合わせて設計されています。

設置位置と廃棄

フィルターは針の背面、取り付け部に組み込まれ、針とシリンジチャンバーを接続します。使い捨てが前提のため、使用後は針と同様にフィルターも廃棄します。

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