視界に光が点滅する原因は?
視界に光が点滅する感覚は、網膜や視神経が不適切に刺激され、脳が光として解釈した結果です。人によって感じ方は異なり、光の弧や電球が点滅するように感じることがあります。瞬きは眼球の急激な動きから、網膜損傷といった重篤な状態まで、さまざまな原因で起こります。
網膜裂孔・網膜剥離
片方の目だけで点滅が起きる場合、網膜裂孔や網膜剥離が疑われます。これらは視力低下のリスクが高く、早急に眼科検査が必要です。裂孔はレーザー治療で済むことがありますが、剥離は手術が必要です。
硝子体剥離
瞬間的な光の点滅で最も一般的なのは硝子体剥離です。近視、眼の炎症、白内障手術の経験、または家族に網膜剥離の既往がある人に多く見られます。硝子体は加齢に伴い濃くなったり縮んだりし、網膜から離れることで起こります。治療は不要で、加齢に伴う自然な現象ですが、網膜裂孔のサインがないか注意が必要です。
片頭痛
片頭痛も光の点滅を引き起こすことがあります。脳への血流が一時的に低下し、血管が収縮・拡張することで感覚異常が生じます。点滅は硝子体剥離より長く、10〜20分続くことが多く、形や色がはっきりしている場合があります。
その他の可能性
頭部外傷や急激な体位変換による血流変化でも点滅が起きます。また、網膜動脈閉塞や緑内障、血圧・糖尿病、さらには多発性硬化症の兆候であることもあります。
突然の光の点滅、特に片目だけで起こる場合は、速やかに眼科を受診してください。
