クリスタルメス(メタンフェタミン)の危険性と症状
メタンフェタミンは、注射・喫煙・鼻吸引などで使用される覚醒剤です。脳内のドーパミン濃度を上昇させ、報酬感ややる気、快感を高めますが、短期間の多幸感や覚醒感に伴い、さまざまな危険と症状が現れます。
精神病(サイコーシス)
頻繁に使用する人は、偏執的な妄想や幻覚を伴う精神病を経験することがあります。NSW大学の調査によると、精神病の症状は通常3時間以上続き、年間で約25%の常用者がこの症状を示すと報告されています。
歯の問題(メス・マウス)
メタンフェタミン使用者の多くは「メス・マウス」と呼ばれる重度の歯の腐敗に悩まされます。糖分への渇望、歯ぎしり、口腔乾燥、口腔衛生の低下、そして薬剤自体の酸性が原因です。歯の崩壊は血管を損傷し、最悪の場合は脳卒中を引き起こすこともあります。
HIV/AIDS・肝炎のリスク増大
静脈注射で使用する際、滅菌されていない注射器や針を共有することが多く、HIVやB型・C型肝炎に感染するリスクが大幅に上昇します。また、メタンフェタミンの影響下では無防備な性行為が増えるため、感染リスクがさらに高まります。感染した場合、病状の進行が速くなることがNIHの研究で示されています。
依存症
メタンフェタミンは非常に依存性が高く、使用者は強い渇望と離脱症状に苦しみます。不安、攻撃性、睡眠障害(不眠)などが現れ、身体が薬に慣れると同じ快感を得るために使用量が増加します。
以上のように、メタンフェタミンの使用は短期的な快感に対して、長期的には深刻な身体的・精神的ダメージをもたらします。
