看護学生の学習スタイルの特徴と教育への活かし方

学生全員が同じ方法で学ぶわけではありません。視覚や聴覚で学ぶ人、論理的に考えて実践する人、概念を分析・可視化して学ぶ人など、学習スタイルはさまざまです。看護学生も例外ではなく、個々の学習スタイルを把握することで、教員は指導法を調整し、学生は将来の臨床で必要となる新たな学習スタイルを身につけやすくなります。

アクティブ/リフレクティブ学習者

アクティブ学習者は実践的な学びを好み、実際に手を動かして経験することで理解が深まります。一方、リフレクト学習者は観察や考察を通じて概念を整理し、内省的に学びます。Widener University の Lynne C. Borucky の調査によると、Solomon/Felder 学習スタイル指数テストを受けた看護学生の79%がアクティブ学習者でした。

感覚/直感学習者

感覚学習者は事実や原理を覚えることを得意とし、既存の手順に従って問題を解くことを好みます。対照的に直感学習者は概念間の関係や新たな可能性に注目し、創造的・革新的な方法で課題に取り組みます。Borucky の研究では、看護学生の84%が感覚学習者であることが分かっています。

視覚/言語学習者

視覚学習者は図表やイラスト、フローチャートなど視覚情報からの記憶が得意です。言語学習者は文章や口頭説明を通じて理解します。両者は、視覚と聴覚の両方を組み合わせた指導を受けると最も効果的です。調査対象の看護学生の78%が視覚/言語学習者と判定されました。

順序的/全体的学習者

順序的学習者は段階的・論理的に情報を積み上げて学び、手順通りに問題を解くことを好みます。全体的学習者は大きなジャンプで概念をつかみ、全体像が突然浮かび上がると理解が進みます。全体的学習者は複雑な問題の解決が速いことがありますが、解答プロセスを言語化するのが苦手な場合があります。調査では、看護学生の64%が順序的学習者でした。

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