医療用語の「暫定」とは何か?

暫定の意味

医療における「暫定」は、まだ確定していない、一時的な、または完全に確立されていない状態を指します。診断や処置が最終的に決定される前の段階で用いられます。

暫定診断

患者の症状や所見からある病態が疑われるが、確定的な検査結果が得られていない場合に「暫定診断」とします。例えば、咳・発熱・胸痛がある患者に対し、肺炎の可能性が高いと判断し暫定診断を下すことがあります。その後、胸部X線や血液検査などで確定診断を行います。

暫定的処置

患者の緊急的なニーズに応えるために一時的に実施する処置を「暫定的処置」と呼びます。最終的にはより永続的な治療に置き換えられることが前提です。例として、呼吸困難な患者に対し、呼吸を補助するために暫定的に気管切開を行うことがあります。患者の状態が改善すれば、後に自力呼吸へ移行します。

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