イブプロフェンの長期使用に伴う副作用

イブプロフェンは、一般用医薬品として販売されている非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)です。軽度から中等度の疼痛や、変形性関節症・リウマチなどの慢性疾患の症状緩和に広く用いられます。米食品医薬品局(FDA)は、適切に使用すれば長期使用も安全としていますが、1 年以上の継続使用で軽度の副作用が報告されています。副作用を感じた場合は、速やかに医師へ相談してください。

胃痛

長期にわたってイブプロフェンを服用すると、胃部の不快感や痙攣が起こりやすくなります。痛みの程度は軽度から中等度で、週に1〜4回程度現れることが多いです。下痢や腹部の不快感を伴うこともあります。稀に潰瘍や出血といった重篤な胃障害が起こることがありますので、症状が強くなる場合は医療機関を受診してください。

頭痛

長期使用のもう一つの一般的な副作用は、軽度から中等度の頭痛です。特に関節炎の痛みを抑えるために継続的に服用していると、頭部が締め付けられるような痛みや、光や音に対する過敏症が現れることがあります。痛みは前頭部や首の後ろに集中しやすいです。

皮膚発疹

まれに、全身に赤い斑点や腫れを伴う皮膚発疹が現れます。軽度から重度まで様々で、アレルギー反応の可能性もあります。発疹が出た場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。

めまい・倦怠感・眠気

イブプロフェンの長期使用は、立位・座位・寝た状態でのめまいや倦怠感、眠気を引き起こすことがあります。運転中や機械操作時に症状が出た場合は、特に注意が必要です。これらの症状は高血圧や循環器系の問題を示すこともあるため、医師へ報告してください。

不眠

睡眠の質が低下し、入眠困難や中途覚醒、ひいては不眠症になることがあります。週に2〜5回程度起こり、長期化すると不安やパニック障害を併発するリスクがあります。睡眠障害が続く場合は、医療専門家に相談しましょう。

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