ペリノーム(メトクロプラミド)の副作用と使用上の注意
概要
ペリノーム(一般名:メトクロプラミド)は、胃腸の蠕動を促進し、胃内容物の排出を早めることで、胸焼けや逆流性食道炎の症状を緩和します。また、糖尿病性胃腸麻痺(胃排出遅延)にも使用され、吐き気・嘔吐・胸焼け・食欲不振・食後の満腹感などを改善します。使用目的は医師と相談の上で決定してください。
主な副作用(軽度)
- 吐き気
- 軽度の不眠
- 頭痛
- めまい
- 下痢
- 全身の倦怠感
- 眠気
- 落ち着かない感覚
これらは比較的頻度の高い副作用ですが、症状が持続したり頻繁に現れた場合は速やかに医師に相談してください。
重篤な副作用(稀)
以下の症状が現れた場合は緊急の医療処置が必要です。
- 異常な思考・混乱・幻覚
- 尿の色が濃くなる
- 協調運動障害・筋肉の硬直
- 性機能低下
- 心拍の異常(速く、遅く、不規則)
- 発熱
- 排尿障害
- うつ、焦燥、不安、過敏
- 痙攣・発作
- 持続的なめまい・頭痛・睡眠障害
- 持続的な落ち着かない状態(座っていられない)
- 息切れ
- 突然の大量発汗・体重増加
- 自殺念慮・自殺行動
- 四肢や足のむくみ
- 不随意の筋肉運動(手足、舌、顎、頬の痙攣・振戦)
- 視覚障害
- 皮膚や眼の黄疸
使用方法
ペリノームは通常、食事の30分前に水(約240 ml)と共に経口投与します。症状が改善したとしても、医師の指示があるまで服用を続け、指示された用量・期間を守ってください。室温で、直射日光や湿気を避けて保管してください。
薬物相互作用
以下の薬剤と相互作用する可能性があります(全てではありません)。併用する際は必ず医師または薬剤師に相談してください。
- アセトアミノフェン
- シクロスポリン
- ジゴキシン
- レボドパ
- メペンゾレート
- テトラサイクリン系抗生物質
注意事項
- めまいや眠気を伴うことがあるため、運転や重機の操作は慎重に行ってください。
- 妊娠中・授乳中の使用は医師とリスクを十分に検討してください。
- まれに「神経遮断性悪性症候群(NMS)」という致命的な状態を引き起こすことがあります。
- 15歳未満の子どもへの使用は禁じられています。
