ニメスルジドは使用禁止ですか?
一部の国で販売禁止
1999年のLancetや2002年のAnnals of Pharmacotherapyの研究で、ニメスルジド使用に伴う肝障害リスクが指摘されました。その結果、日本、フィンランド、スペイン、トルコ、イスラエル、スリランカ、インドなどで販売が中止され、2007年にはアイルランドでも同様の理由で撤退が決定されました。
その他の国の状況
米国、オーストラリア、英国では、当初の承認申請が研究結果を受けて取り下げられ、販売は一度も開始されませんでした。
新たな発見と将来の可能性
2006年にオハイオ州立大学の研究者らは、ニメスルジドの誘導体(アナログ)がエストロゲン依存性乳がんに関与する酵素アロマターゼの生成を阻害することを発見しました。続く2009年のNIHの研究でも、これらのアナログが有効であることが確認され、将来的に乳がん治療薬としての開発が期待されています。
