ATVの安全装備
毎年米国の救急救命室では、ATV(全地形対応車)による多数の怪我が治療されています。そのうち多くは、取扱説明書を読む、トレーニングに参加する、子どもを大人用ATVに乗せない、二人乗りしない、舗装路で走らない、飲酒運転しないといった基本的な安全対策で防げます。特に重要なのが、適切な保護装備の着用です。
ヘルメット
ATVを操作する際は必ずヘルメットを着用してください。ATV専用に設計されたヘルメットであることが重要です。スケートボードや自転車用のヘルメットは顔面保護や衝撃吸収性能が不足しています。Snell Memorial Foundation、米国運輸省(DOT)、American National Standards Institute(ANSI)のいずれか、またはすべての認証ラベルが付いた製品を選びましょう。
目の保護
ヘルメットにフェイスシールドが付いていない場合は、適切なゴーグルを使用してください。ゴーグルは土や岩、虫、枝、泥や水といった異物から目を守ります。安全基準を満たした製品を選び、度付きレンズが必要な方は処方箋対応のゴーグルを選びましょう。
身体の保護
長袖シャツ・長ズボン・グローブ・ブーツの着用も重要です。長袖・長ズボンは植生や転倒時の切創・擦過傷を防ぎます。オフロード専用に肘や膝にパッドが入ったジャケットやパンツを選ぶとさらに安全です。
グローブは擦り傷や寒さから手を守り、振動による疲労を軽減します。ATV用に設計されたグローブを選びましょう。
足元は、足首まで覆うヒール付きブーツが推奨されます。足首ブーツは捻挫や骨折のリスクを減らし、ヒールがフットペグからの滑りを防ぎます。作業用ブーツやモータサイクルブーツでも代用可能です。
レースや本格的に走行する方は、胸・腕・脚用ガードやキドニーベルトの装着も検討してください。
