UVAとUVBの光線

歴史

1801年、ドイツの物理学者ヨハン・ヴィルヘルム・リッターが紫外線を発見しました。可視光の紫端より先の光が塩化ナトリウムを急速に酸化させ暗くなることを観測したのがきっかけです。

20世紀に入ると、長波長のUVAと短波長のUVBの違いや、皮膚がんやその他の健康問題への関与が明らかになりました。同時に皮膚がんの罹患率が増加する傾向が報告されています。

1992年にカナダの科学者3名がUVインデックスを開発し、1994年に米国が独自の指数を策定しました。その後、WHOが統一された世界共通のUVインデックス(1〜11+)を制定しました。

意義

UVAとUVBはどちらも皮膚がんの原因となります。米国だけでも毎年100万人以上が皮膚がんと診断されており、これは乳がん・大腸がん・肺がん・卵巣がん・膵臓がん・前立腺がん・子宮がんを合わせた数を上回ります。

機能

UVAは大気圏を通過する紫外線の90%以上を占め、深部の皮膚層に長期的に影響し、シワや弾力低下などの早期老化を促進します。また、メラノーマ(黒色腫)のリスクとも関連しています。

一方、UVBは皮膚表面に作用し、日焼けの主因であり、ほとんどの皮膚がんの原因ともなります。

影響

日焼けや皮膚がん、シワだけでなく、紫外線は白内障やその他の眼疾患、免疫機能の低下も引き起こします。

予防・対策

以下のポイントを守ることでUVA・UVBの有害作用を軽減できます。
* 午前10時から午後4時までの直射日光を避ける
* 帽子やサングラスで頭部・目を保護する
* SPF15以上の広域スペクトル(UVA・UVB対応)の日焼け止めを使用する

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