水銀を含む魚の種類とは?
水銀(メチル水銀)の概要
水銀は自然環境や産業汚染により放出され、特に有害な形態であるメチル水銀は人間に健康リスクをもたらします。大気中の水銀が水系に降り注ぎ、魚に蓄積されます。メチル水銀は魚の体内に時間とともに蓄積し、摂取すると疾病の原因となります。魚種や餌によってメチル水銀濃度は異なります。
水銀濃度が高い魚種
捕食性の大型海水魚は特にメチル水銀が多く蓄積されます。
- マカジキ、サメ、キングマッケレル(カジキ)などは約1ppmに達する高濃度です。
- グルーパー、マーリン、ゴールデンバス、オレンジラフィなども同様に高濃度です。
- これらの魚は頻繁に食べるべきではありません。
水銀濃度が低い魚種
水銀が低く安全に摂取できる魚は、適量であれば週に2回程度までの摂取が推奨されています。
- エビ、カニ、サーモン
- ナマズ、ハマグリ、ティラピア、ニシン
摂取に関する注意喚起
全米自然資源防衛評議会(NRDC)は、米国全州で水銀リスクがある魚に対し注意喚起を出しています。子どもや妊娠中の女性は特に注意が必要です。各州の環境保護庁(EPA)は、危険と判断した魚種のリストを公表しています。
マグロに関する懸念
マグロは他の高リスク魚ほどではありませんが、比較的高いメチル水銀を含みます。
- 白身マグロ(アルバコア)は缶詰マグロより水銀が多い。
- マグロのステーキも同様に高濃度。
- 妊婦や幼児は新鮮なマグロの摂取を控えるべきです。
- ライトツナ(缶詰)は週に1回程度の摂取で安全とされています。
