水の硬度テスト方法

石鹸で分かる硬度

かつては石鹸と水を使って硬度を判定していました。ガラスに水を半分ずつ入れ、蒸留水と水道水それぞれに食器用石鹸を10滴加えて蓋をし、よく振ります。蒸留水は豊富に泡が立ちますが、水道水で泡が少なければ硬度が高いことを示します。泡が少ないほど水は硬いと言えます。

プロが使用する滴定法

水処理施設の試験室では、常に流し続けている蛇口からサンプルを採取し、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)溶液で滴定します。EDTAは水中のカルシウムとマグネシウムと反応し、色が変化します。ミネラルが存在すれば赤く、存在しなければ青くなるので、色の変化で硬度を定量的に測定できます。

家庭用水硬度テストキット

ホームセンターやオンラインで入手できるテストキットは、色見本付きのボトルとテストストリップで構成されています。水道の蛇口を数分間開き、ストリップを流水に数秒間浸した後、軽く振って余分な水を落とします。ストリップの色をボトル裏の色見本と比較し、対応する色が示す硬度を読み取ります。

結果の判定方法

米国インディアナ州土木省とWater Quality Associationの分類に基づくと、硬度は以下のように区分されます。

  • 0〜1 grain/gal(0〜17 mg/L)=軟水
  • 1〜3.5 grain/gal(17〜60 mg/L)=やや硬い
  • 3.5〜7 grain/gal(60〜120 mg/L)=中程度に硬い
  • 7〜10.5 grain/gal(120〜180 mg/L)=硬い
  • 10.5 grain/gal(180 mg/L)以上=非常に硬い

7 grain/gal(約120 mg/L)以上になると味に違和感が出ることがあり、軟化装置やフィルターの導入を検討すべきです。ただし、軟化水はナトリウム含有量が高くなるため、植物や庭の灌漑には不向きです。

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