Candida lusitaniae(カンジダ・ルシタニエ)感染の診断と治療法

Candida lusitaniaeは1979年に初めてヒト病原菌として同定された酵母です。骨髄移植や化学療法により免疫が低下した患者はこの酵母に感染しやすくなります。症例は極めて稀ですが、近年増加傾向にあります。C. lusitaniaeの株の中には、一般的に使用される抗真菌薬アムホテリシンBに耐性を示すものがあります。

診断と治療の手順

  1. 医師の診察を受け、酵母感染がC. lusitaniaeかどうか検査してもらいます。できれば、アムホテリシンB耐性株について知識のある医師を受診してください。

  2. 医師に酵母の感受性試験(抗真菌感受性テスト)を実施し、アムホテリシンBに完全に感受性があるか確認します。試験で部分的にしか殺せない場合、耐性株が残り治療が不十分になることを示します。

  3. 感受性テストで完全に感受性が確認された場合は、医師の指示通りアムホテリシンBを服用します。部分的にしか効果がないと判断された場合は、別の治療薬に変更されます。

  4. アムホテリシンBで完全に殺菌できなかった場合は、医師にフルコナゾールへの変更を提案してください。

上記の手順に従い、適切な診断と薬剤選択を行うことで、C. lusitaniae感染の効果的な管理が期待できます。

公衆衛生 - 関連記事