クラスB薬の例
イギリスでクラスBに指定されている主な薬物は、以下の通りです。
- アセチルジヒドロコデイン
- アンフェタミン
- カンナビス(大麻)※2006年にクラスAからクラスBへ格下げ
- コードイン
- デキシアンフェタミン
- ジヒドロコデイン
- エチルモルフィン
- メチルアンフェタミン
- メチルフェニデート
- ニココジン
- ノルコードイン
- フェンメトラジン
- フォルコジン
分類基準
薬物は危険性や乱用の可能性、医療用途の有無など複数の要素で分類されます。クラスBは、クラスA(例:コカイン、ヘロイン、LSD、エクスタシー)より危険度が低く、クラスC(例:ステロイド、バリウム)よりは高いと位置付けられます。新たな医療的利用や副作用の再評価が行われた場合、薬物乱用委員会(Advisory Council on the Misuse of Drugs)が分類変更の勧告を出すことがあります。
違法性(禁制)
1971年制定の『薬物乱用防止法(Misuse of Drugs Act)』により、クラスB薬物の所持、供給目的での所持、供給、供給の申し出、あるいは製造・供給に場所を提供することはすべて違法です。処方箋がない限り、クラスB薬物を保有したり他者に渡したりすることは犯罪となります。
罰則
クラスB薬物の所持に対する罰則は、裁判所の判断や所持量に応じて、4か月から14年の懲役、または罰金が科せられます。処方箋がない場合に限り所持は犯罪です。
供給に対する罰則は、6か月から14年の懲役、または罰金で、過去の違反歴や供給量などが量刑に影響します。
米国における薬物分類
米国では「クラス」ではなく「スケジュール」制度が用いられます。スケジュールIは乱用リスクが高く医療用途が認められない薬物、スケジュールIIは乱用リスクは高いものの限定的な医療用途が認められています。イギリスのクラスB薬に相当するものは、米国ではスケジュールIに分類されることが多く、例としてアセチルジヒドロコデイン、アンフェタミン、コードインなどがあります。
