宿泊用はしご(登船用はしご)の安全注意事項
宿泊用はしご(乗船・下船用の可搬式階段)は、船舶への乗降に使用される重くて扱いにくい装置です。乗客や乗組員が安全に使用できるよう、正しく設置・固定することが不可欠です。設置作業に自信のない者は、必ず熟練者の監視下で作業してください。
使用手順
- 乗降エリア付近に使用手順を掲示し、作業者が常に確認できるようにします。
- はしごの設置・固定を担当する者は、操作手順を熟知し、誤操作がもたらす危険性を説明できることが求められます。
- 定期的に操作訓練を実施し、リスクを低減させます。
必要装備
- 作業中は必ず個人用浮上具(ホイッスル付き)を着用します。
- 反射材や自己点灯式ライトを装備し、緊急時に視認性を確保します。
- 落下防止用ハーネス(落下ハーネスではなく、止め具付きハーネス)を使用し、船体の固定不動点にしっかりと取り付けます。
検査員の確認事項
- 定期的に設置状態を点検し、はしごが安全に固定されているかを確認します。
- 安全ネットの取り付け位置に注意し、はしごの側面に掛けるのではなく、船舶デッキやドック側へ誘導する形で設置します。
追加の安全対策
- はしご周辺に箱などの障害物を置かず、常にクリアに保ちます。
- ロープや手すりの損傷がないか定期的にチェックし、油脂や汚れは速やかに除去します。
- 夜間の乗降に備え、はしご付近に照明を設置します。
- はしごの角度が設計範囲内であることを確認し、過度に伸ばすと破損や転倒の危険があります。
