スチレン樹脂シートの仕様と特長
スチレンは軽量でありながら強度のあるプラスチックで、密度の範囲が広いのが特徴です。スチレンガスから合成されたポリマーで、発泡スチレン(通称・スタイロフォーム)、シート状スチレン、射出成形スチレンの3形態が一般的に流通しています。スチレンシートは加工が容易で、さまざまな産業分野で利用されています。
用途
- 建築分野では、配管、壁、床、屋根、天井パネルなどの断熱材として使用されます。
- 広告業界では、シルクスクリーン、印刷、塗装、看板などのディスプレイ材料として利用されます。
- 保護包装や、物体の浮力を高める目的でも活用されます。
特長・メリット
- 切断、のこぎり、ドリル加工、ねじ切り、パンチ加工が容易で、-20°F(約-28°C)までの低温でも使用可能です。
- 加工が簡単でありながら、剛性が高く衝撃強度に優れています。
- 全体がリサイクル可能です。
その他の特性
- 無臭・無毒で取り扱いが安全です。
- 難燃性・自己消火性があり、加熱や電子的手法でシール加工が可能です。
- 寸法安定性が高く、吸水率が低いため、油性・水性の塗料の塗布にも適しています。
仕様
- 標準サイズは幅72インチ(約1829 mm)×長さ40インチ(約1016 mm)です。
- 密度は10〜32 kg/m³の範囲です。
- 加工温度は-325°F(約-197°C)から350°F(約177°C)で、耐熱温度は最大180°F(約82°C)です。
