職場の安全チェックリスト(OHS)

職業安全衛生(OHS)規則では、すべての職場が危険の予防・特定・是正のための安全基準を導入することが求められます。電気事故、危険物、不適切な保管、空気質の低下など、さまざまな要因が労働者の健康と安全に影響を及ぼす可能性があります。以下は、OHS の指針に沿った安全基準を作成する際の主要チェック項目です。

有害物質への曝露

  • 有害物質とは、液体・固体・気体のいずれであっても、毒性を持つ成分が含まれ、労働者の健康を害する恐れがあるものです。雇用主は、これらの物質に対して適切なラベル表示と警告を行い、取り扱い・保管・使用方法について従業員に十分な教育を提供しなければなりません。

騒音と放射線

  • 騒音が大きい機械の近くで作業する場合は、必ず耳栓や防音ヘッドセットを着用させます。定期的に騒音レベルを測定し、労働者の聴覚検査を実施してください。放射線については、作業エリアの放射線量が健康に害を及ぼさないレベルであることを確認し、妊娠中の従業員は高放射線エリアへの立ち入りを禁止します。

個人防護具(PPE)

  • 雇用主は、ヘルメット、耳栓、手袋、呼吸用マスク、保護眼鏡、作業服やエプロンなど、必要な個人防護具をすべての労働者に提供しなければなりません。作業環境が炎上リスクや水難リスクを伴う場合は、難燃性衣類や救命胴衣の着用も義務付けます。

閉鎖空間

  • 酸素欠乏や有毒ガスの発生、閉じ込めリスクがある閉鎖空間での作業は、事前にリスク評価と安全対策を実施し、従業員に適切な訓練を行います。使用しないときは、閉鎖空間をロックし、警告ラベルを掲示してください。

転落防止

  • 高所作業台や床は、作業員全員の重量に耐えられる強度であることを確認し、側面にガードレールや安全ネットを設置して転落リスクを低減します。必要に応じて、アンカーや転落防止装置を使用し、使用前に必ず点検を行います。はしごや足場は、安定性と強度を確保してください。

電気の危険

  • 電気回路や配線を扱う作業者は、必ず適切な教育・訓練を受ける必要があります。高所作業が伴う場合は、足場や安全帯で十分に支えます。また、通電中の機器や配線には「危険」ラベルを明示し、無資格者の操作を防止します。

避難訓練

  • 緊急時の避難手順を全従業員が理解できるようにし、年に二回程度の模擬避難訓練を実施します。事故や災害が発生した際に連絡すべき担当者や集合場所も周知徹底してください。

職場の安全 - 関連記事