フロアトラス(床根太)の火災安全性
フロアトラス(床根太)とは
プラットフォーム構造の木造住宅が普及したことで、住宅火災の件数は減少しています。しかし、床を支える木製の梁(フロアトラスや床根太)のネットワークは依然として火災リスクの要因です。
フロアトラスの特徴と火災リスク
- コストが低く、直線性が高く、使用木材が少ないため、住宅建設で広く採用されています。
- 取り付け後に軋みが起きにくい点も利点です。
- しかし、ハニカム構造の空洞が多く、空気層が燃焼を助長し、従来の床根太に比べて火が速く広がります。
火災時の問題点
- フロアトラスは火が進行すると急速に崩壊し、床面が抜け落ちやすくなります。
- 消防隊員は床下の構造が見えないため、支えられているフレームが何か判断できず、救助活動が困難になります。
防火処理木材の活用
- 圧力処理で防火性を付与した木材の使用が増加しています。購入前に防火処理を施し、火災リスクが高い部位に使用します。
- 一部の自治体では公共施設等での防火木材使用を建築基準に明記しています。
