転倒防止ハーネスの種類と選び方

高所作業では、転倒防止ハーネスの選択が安全確保の鍵です。作業環境や作業内容に応じたハーネスを正しく選び、万が一の落下に備えましょう。

クラス I

シンプルなベルトに「D」リングが1つ以上付いたハーネスです。落下の危険がほとんどなく、登攀や不安定な姿勢のサポートが必要な場面で使用します。

クラス II

胸部全体を包む完全なハーネスで、上半身をしっかり固定します。自由落下の危険が高い作業には不向きですが、狭い空間に降り入って作業し、制御された速度で引き上げる際に適しています。

クラス III

25 フィート(約7.6 メートル)以上の高さで自由落下の可能性がある場合に使用する標準的なハーネスです。上半身・下半身を覆うストラップとバックルで構成され、全身をしっかり固定します。

クラス IV

難所作業用の特殊装置で、ボートスウィンチェアやサスペンションベルトなどがあります。サスペンションベルトはクラス I ベルトと異なり、人を上下に移動させることや不安定な姿勢を支えることができます。

ラチェット(安全ロープ)の種類

ラチェットはハーネスと固定点を結ぶ命綱です。素材は主に以下の3種類があります。

  • スチールワイヤー:最も高い強度を持ちますが伸びがほとんどなく、価格も高めです。
  • ナイロンロープ:適度な伸縮性と高い強度を兼ね備え、コストパフォーマンスに優れます。
  • ロープラチェット:最も伸縮性が高く、柔らかい感触ですが、強度はナイロンよりやや劣ります。

ネット

ネットはハーネスと併用したり、軽作業で25 フィート以上の落下リスクがある場合に単独で使用したりします。素材はロープ製とナイロン製が一般的です。

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