緊急休暇の手続きと要件(米国FMLA)
FMLA(家族・医療休暇法)適格要件
米国のFamily and Medical Leave Act(FMLA)は、12か月以上勤務し、年間1,250時間以上働き、従業員数が50名以上の事業所に適用されます。対象となる従業員は、出産・養子縁組・里親、配偶者・親・子どもの重篤な健康状態、自身の医療、任務中に負傷した家族の介護など、さまざまな理由で最大12週間の無給・職位保護休暇を取得できます。
軍事休暇
国防権限法(NDAA)により、任務中に重傷または重病に罹った軍人の家族は、12か月間で最大26週間の無給休暇を取得できるよう拡大されました。また、米国労働省は、配偶者・子ども・親・近親者が現役勤務中の場合、12週間の無給「緊急事態休暇」を取得できると定めています。対象となる緊急事態には、短期出動への対応、軍事行事への参加、代替保育の手配、法的・個人的問題への対処、カウンセリング受講、帰還後のイベント参加などが含まれます。
雇用主への通知手順
緊急または予測できない欠勤の場合、従業員は1〜2営業日以内に合理的な通知を行えば、雇用主はFMLAの権利を拒否できません。計画的な欠勤は30日前の通知が必要です。休暇取得には医療証明書や所定の申請書類の提出が求められます。軍事休暇の場合は、対象となる軍人の負傷・病状・配備状況および従業員とその軍人との関係を示す情報の提供が必要です。
