化学火傷の原因とは

化学火傷は、強酸性または強アルカリ性の腐食性化学物質によって引き起こされます。皮膚や組織だけでなく、吸入や摂取により体内でも火傷が生じることがあります。化学火傷が起きたら、直ちに大量の水で洗い流し、滅菌ガーゼで覆いましょう。

家庭で見られる酸性物質

  • 酢酸はヘアカラーやスタイリング剤、また一部の消毒剤に含まれています。
  • 塩酸や硫酸はトイレ用や排水口クリーナーに使用されています。

家庭で見られるアルカリ性物質

  • 洗剤やクリーニング製品には、強アルカリ性の成分が多く含まれます。例として、オーブンクリーナーには水酸化ナトリウムや水酸化カリウムが使用されています。
  • アンモニアやリン酸塩は洗剤に、漂白剤は強アルカリ性で化学火傷の原因となります。

その他の危険な化学物質

  • フッ化水素酸は錆取り剤やタイルクリーナーに含まれ、非常に危険です。
  • 蟻酸は模型用接着剤、硝酸は金属彫刻に使用され、火傷を起こすことがあります。
  • セメントミックスは酸化カルシウム(石灰)を、プール用塩素は次亜塩素酸カルシウムを含み、どちらも腐食性です。

応急処置のポイント

化学火傷が疑われる場合は、すぐに大量の水で15分以上洗い流し、汚染された衣類はすぐに脱ぎ、清潔な滅菌ガーゼで覆って医療機関を受診してください。

職場の安全 - 関連記事