MSDS(化学物質安全データシート)安全管理の実践
米国連邦法により、製造業者や倉庫などの施設は、使用または保管するすべての化学物質について、MSDS(Material Safety Data Sheet)を取得し、ファイルとして保管することが義務付けられています。MSDS には、製品の毒性、曝露や誤飲時の安全対策、必要な保護具などが記載されています。
年間在庫確認
MSDS プログラムで最も重要なのは、すべてのシートが手元にあり、正しく管理されていることを確認することです。そのために、施設内のすべての化学物質・有害物質のリストを作成し、MSDS ファイルと照合する年1回の在庫確認を実施します。抜けがあれば、ベンダーから新しい MSDS を入手し、ファイルに追加します。化学物質の数や追加頻度に応じて、半年に一度実施する施設もあります。
MSDS の保管場所
従業員は MSDS の内容だけでなく、必要時にすぐ取り出せる保管場所を把握している必要があります。通常、ファイルはロック可能なバインダーやキャビネットに保管し、全員が閲覧できるようにします。紛失や持ち出しを防ぐため、使用後は必ず所定の場所に戻すことが求められます。
ファイルの整理・点検
必須ではありませんが、多くの施設では化学物質名やメーカー別に MSDS を整理しています。定期的にファイルを点検し、正しい順序で保管されているか確認します。誤ってファイルが混在していると、緊急時に役に立ちません。特に新しい MSDS が頻繁に追加される場合は、整理ミスのリスクが高まります。複数の保管場所がある場合は、内容と保管順序の両方をチェックしてください。
