難産を引き起こす主な原因とは
1. 骨盤・頭部不均衡(CPD)
最も一般的な難産の原因です。胎児の頭部が母体の骨盤に対して大きすぎる場合に起こります。CPDの要因は次の通りです。
- 大きな胎児
- 狭い骨盤
- 骨盤が傾いている
- 胎児の位置異常
2. 胎児の位置異常
胎児が出産に適した姿勢でない場合です。代表的な位置異常は以下です。
- 後頭位(胎児の顔が母体の背骨側を向く)
- 臀位(お尻が下向き)
- 横位(胎児が子宮内で横向きに横たわる)
3. 母体側の要因
母親の状態も難産に影響します。主な要因は次のとおりです。
- 高齢出産
- 肥満
- 糖尿病
- 子癇前症(妊娠中毒症)
- 既往の帝王切開
4. 胎盤早期剥離
胎盤が胎児の出産前に子宮壁から剥がれる状態です。出血・疼痛・子宮収縮を引き起こし、胎児の苦しみや死亡につながることがあります。
5. 子宮破裂
稀ではありますが、子宮が裂ける深刻な合併症です。大量出血・激しい疼痛・ショックを招き、胎児の危機や死亡リスクが高まります。
