深部脳刺激(DBS)の資格取得方法は?
深部脳刺激(Deep Brain Stimulation、略称DBS)は、1987年にヨーロッパで初めて実施された、可逆的な外科手術です。パーキンソン病、ジストニア、特発性振戦などの症状を軽減するために、神経外科医が脳内に絶縁された電極(リード)を配置し、胸鎖骨近くの皮下に埋め込んだ神経刺激装置と接続します。外部のハンドヘルドプログラマーで電流を調整し、対象となる脳組織を刺激することで症状が緩和されます。電極の位置はMRIやCTスキャンを基に精密に決定されます。
DBSの適応判定と手続きの流れ
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1. 神経科医との相談で適応を確認
まずはかかりつけの神経科医に相談し、DBSが受けられるかどうかの適格性を確認します。適格と判断されるには、パーキンソン病の診断から5年以上経過していること、薬物治療は効果があるが「オフ」状態が頻繁になること、日常生活に支障が出ていることなどが目安です。また、手術に耐えられる体力があるかも評価されます。
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2. 情報収集と理解を深める
DBSに関する文献、動画、DVDなどをできるだけ多く閲覧し、手術の流れやリスク・ベネフィットを自分のケースに照らし合わせて検討します。
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3. 支援グループやアドボケートを探す
DBS経験者が集まる支援グループに参加し、実際の体験談や術後の生活を聞くことで、判断材料を増やします。多くのグループでは、医療機関への受診時に同行してくれるアドボケート(支援者)もいます。
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4. 病院での総合評価
受診先の病院で、神経科医を中心としたチームがあなたの状態を総合的に評価します。診断テストや認知機能テストに加え、言語療法士、理学療法士、神経刺激装置プログラマーによるスクリーニングも行われます。
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5. 神経心理学的検査の合格
神経心理学者が4〜6時間にわたる検査を実施し、認知機能と精神状態のベースラインを測定します。ここで心理的・認知的な問題が見つかると、DBSの適格性が否定されることがあります。
