脊髄レムニスカスとは何か? 内側・外側レムニスカスと同じか解説
脊髄レムニスカスとは
脊髄レムニスカスは、脊髄から視床へ感覚情報を伝える神経線維束です。脳幹にある内側レムニスカスと外側レムニスカスの続きとして位置付けられるため、この名称が付けられています。
内側レムニスカス(medial lemniscus)
内側レムニスカスは、細かい触覚、固有受容覚(体の位置感覚)、二点判別感覚などを運びます。これらは体の反対側の皮膚や筋肉からの情報で、延髄と橋の背側柱核にある第2次ニューロンの軸索が集まって構成されます。軸索は脳幹の反対側へ交差し、視床の腹側後外側核(VPL)に終末します。
外側レムニスカス(lateral lemniscus)
外側レムニスカスは、痛み、温度、粗い触覚などの感覚情報を伝えます。主に脊髄三叉神経核や三叉神経尾核の第2次ニューロンの軸索から構成され、同様に脳幹の反対側へ交差して視床の腹側後内側核(VPM)に投射します。
内側レムニスカスと外側レムニスカスの違い
どちらも上行性感覚系の一部ですが、運搬する感覚の種類と投射先が異なります。内側レムニスカスは主に細かい触覚と位置感覚、外側レムニスカスは主に痛覚・温度覚を担います。
