脳手術の手順とは?
脳手術の流れ
1. 手術前の準備
手術前に患者の全身状態を評価し、MRI・CT・血液検査などを実施します。また、手術前の絶食(8〜12時間)やその他の指示も行います。
2. 全身麻酔
患者は全身麻酔をかけられ、手術中は意識がなく痛みも感じません。
3. 切開
外科医は頭皮を、通常はヘアラインの後ろで切開します。切開の大きさと位置は、対象となる脳部位に応じて決められます。
4. 開頭術(クレニオトミー)
ドリルやノコギリ、レーザーなどで頭蓋骨の一部を取り外し、脳へのアクセス窓を作ります。
5. 脳手術本体
腫瘍除去、血管修復、デバイス埋込など、目的に応じた手術を行います。特殊な器具や顕微鏡を使用します。
6. 止血(ヘモスタシス)
脳や周囲組織からの出血を止め、出血量を最小限に抑えます。
7. 頭蓋骨修復(クレニオプラスティ)
取り外した頭蓋骨は、骨移植片、金属プレート、人工素材などで補填し、脳を保護します。
8. 縫合・閉鎖
頭皮は縫合糸やステープルで閉じられます。
9. 術後ケア
回復室でバイタルサインをモニタリングし、疼痛管理や抗生物質投与が行われます。入院期間は数日が一般的です。
