白内障手術の概要と注意点
概要
白内障は目のレンズが濁る疾患で、視界がぼやけ色が識別しにくくなります。軽度の段階では眼鏡やコンタクトレンズで対処できますが、症状が進行すると手術が必要になります。
手術の内容
白内障手術は濁った天然レンズを除去し、必要に応じて眼内レンズ(IOL)を植え込む処置です。IOL の種類は焦点調整機能により分かれ、遠近両用レンズなどのプレミアムタイプは費用が高く、保険適用外となることがあります。
手術を受ける上でのポイント
- 米メイヨークリニックによると、手術を受けた患者の90%以上が視力の改善を実感しています。
- 両眼手術は通常、別々の日に行われます。
- 手術後は眼を清潔に保つためにアイパッチを装着し、1週間は水や汚れが入らないように注意します。また、重いものを持ち上げるなどの激しい動作は避けてください。
手術前の準備
- 眼科医が眼球の測定とIOLの度数計算を行います。
- 手術当日は眼メイクをしないようにしてください。
手術の流れ
- 外来手術のため、手術当日に帰宅できます。入院は不要です。
- 局所麻酔と散瞳薬を投与し、必要に応じて鎮静剤を使用します。
- まず眼を消毒し、滅菌カバーで目・頭・顔を覆います。
- レンズは超音波で粉砕して吸引する方法、または手作業で細かく砕き取り除く方法のいずれかで除去します。
- 最後に選択したIOLを眼内に挿入します。
注意点・リスク
- 服用中の薬剤は必ず医師に伝えてください。特にフロマックス(フルフロピウス)は手術後の合併症リスクを高めます。
- 術後は切開部が自然に治癒しますが、感染や合併症が起こる可能性があります。
- 眼圧が上昇し緑内障を発症することがあり、その場合は追加治療が必要です。
