まぶた形成術(アイリフト)の回復ガイド
まぶた形成術(ブレファロプラスティ)は、上まぶたまたは下まぶたに施す手術です。米国形成外科学会(ASPS)によれば、まぶた形成術は外見を大幅に若返らせ、より活き活きとした印象を与えることができます。
回復期間は個人の皮膚タイプや治癒能力、実施した手術の種類・数によって異なります。また、術後の経過は医師の指示をどれだけ守れるかにも大きく左右されます。
まぶた形成術の種類
シカゴ大学(UIC)では、余分な脂肪と皮膚を除去する手術としてまぶた形成術を定義しています。上まぶた手術は、皮膚除去に加えて眉の位置を上げるリフト手術と組み合わせることがあります。
下まぶた手術の一例として、まぶたの内側に切開し、溶解性縫合糸で閉じる方法があります。この方法は皮膚の除去が不要で、瘢痕や腫れが少なく済みます。
レーザーを用いたまぶた形成術は、出血や痛みが少なく、回復が早いという利点があります。
手術直後の注意点
手術後は内出血や腫れが一般的です。冷たい圧迫を行うことで腫れを軽減できます。ロサンゼルスの形成外科医フランク・メロン博士によれば、腫れは術後10日程度で徐々に引き、内出血は2週間以内に消えることが多いとのことです。
切開部位の赤みや刺激感、少量の血性分泌物も見られますが、これも通常の経過です。
服薬とケア
術後の軽い疼痛や灼熱感は、アセトアミノフェン(例:タイレノール)で対処できます。ASPSは、術前後の出血リスクを高めるイブプロフェンなどのNSAIDsは避けるよう勧めています。
切開部位には、1日2回の抗菌軟膏塗布が指示されることがあります。
腫れのためにまぶたが完全に閉じにくい場合は、点眼薬で潤いを保ち、就寝前に保湿軟膏を使用すると快適です。
縫合糸の管理
通常、手術後2日以内に日常活動は再開できますが、激しい運動は2〜3週間は控えるよう指示されます。これは切開部位の治癒を促すためです。
縫合糸は術後数日で取り外され、2か月ほどで傷跡はほとんど目立たなくなります。
縫合糸除去後は、温湿布を3〜4日間続けると腫れがさらに軽減します。
ASPSによれば、術後数週間で改善が見られますが、最終的な効果が完全に現れるまでには約1年かかることがあります。
日光対策
回復期間中は紫外線から目元を守ることが重要です。日焼け止めクリームとサングラスの併用で、デリケートな皮膚を保護し、手術結果の持続と老化予防に役立ちます。
