男性向け顔面整形手術の全貌

近年、顔面整形は女性だけのものというイメージが薄れ、男性も積極的に利用しています。シワやたるみ、鼻の形などを改善し、見た目の若々しさと自信を手に入れたい男性にとって、手軽さと短い回復期間が重要です。本稿では、男性に人気のある主な施術とそれぞれの特徴・副作用をわかりやすく解説します。

ボトックス

ボトックスは、眉間や目尻のシワ(いわゆる「カラスの足跡」)を軽減するために、過剰に働く筋肉へ微量の注射を行う治療です。ボツリヌス毒素(Clostridium botulinum が産生)を利用し、筋肉を一時的に麻痺させることでシワを目立たなくします。効果は約4か月続き、施術は数分で完了し、ダウンタイムはほとんどありません。

フィラー・脂肪注入

フィラーや自家脂肪注入は、シワや凹みを埋め、ボリュームを回復させる目的で行われます。ヒアルロン酸、カルシウムハイドロキシアパタイト、ポリ-L-乳酸、そして自毛脂肪が主な材料です。即効性があるものの、効果は数週間から数か月で徐々に薄れます。近年、男性の脂肪注入は47%増加しています。

植毛(毛髪再生)

植毛は、後頭部や側頭部から毛髪を採取し、細かく分割した移植ユニットを薄毛部位に埋め込む手術です。移植された毛は数か月後に定着し、自然な髪の生え際を再現します。1本ずつ、2〜3本の束、4〜5本の束で生える割合はそれぞれ約15%です。完全な結果が得られるまで数か月要します。

アブレーティブ・スキンリサーフィシング(皮膚再生)

2004年以降、アブレーティブ治療は417%増加しています。化学ピーリングやレーザーリサーフェシングが代表的です。紫外線やレーザーでダメージを受けた表皮・真皮を除去し、健康な新しい皮膚が再生します。シミや日焼け、乾癬などの皮膚トラブルの改善に効果的です。

副作用・リスク

過剰なボトックス注射は、注射部位周辺の筋肉が永久的に麻痺する可能性があります。主な副作用はまぶたの垂れ、吐き気、筋力低下、顔面痛です。皮膚治療は不適切に行うと永久的な皮膚障害を引き起こすことがあります。植毛は手術後数日間疼痛が続くことが一般的です。

鼻形成(リノプラスティ)

鼻形成は軟骨や骨を再構築し、鼻の形状を調整する手術です。骨部の拡大、鼻孔のサイズ調整、鼻中隔の修正などが行われます。手術後は2〜10日間の鎮痛薬が処方され、腫れや内出血は1〜6週間続くことがあります。最終的な結果が安定するまでには3か月から2年程度かかります。

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