タトゥー除去の方法と注意点

タトゥー除去は痛みや費用がかかり、完全に消える保証はありません。除去後に色の残りや瘢痕が残ることもあります。

光による除去(レーザー・IPL)

レーザーやIPL(インテンスパルスライト)は最も一般的なタトゥー除去法です。レーザー除去では、レーザー光がタトゥーのインクに照射され、インクが光を吸収して微小な粒子に分解されます。これらは体の免疫系が自然に排除します。治療中に軽い痛みやかさぶたができることがあり、局所麻酔を使用することがあります。IPLはレーザーに似ていますが、ジェルと光棒を併用し、インクを除去します。費用はレーザーより高く、黒・青・赤など濃い色のインクに効果的で、緑・シアン・水色・黄色は除去が難しいです。

摩擦(研磨)による除去

ダーマブレーションとサラブレーションは、光による除去が不十分な場合に用いられることがあります。ダーマブレーションは、皮膚を麻酔した上でワイヤーブラシや特殊な研磨ツールで表皮を削り取ります。数回の施術が必要で、痛みや感染リスクがあります。サラブレーションは、タトゥーを塩水に浸した後に同様の研磨を行う方法です。塩水だけでも色が薄くなることがありますが、深く染まったタトゥーには効果が限定的です。

カモフラージュ(隠す)

タトゥーを完全に除去できない場合、別のタトゥーで上書きしたり、皮膚の色に近い染料で埋め込む方法があります。元のタトゥーの位置は残したまま、デザインを変更したい場合は新しいタトゥーでカバーできます。また、皮膚色に合わせた染料や顔料を注入すれば、タトゥーを目立たなくすることが可能です。ただし、インクは皮膚のように半透明ではないため、若干の違和感が残ることがあります。

切除(外科的除去)

切除は外科手術によってタトゥーを取り除く方法です。局所麻酔で患部を麻酔し、タトゥーを含む皮膚を切除します。小さなタトゥーなら縫合で閉じますが、大きな場合は皮膚移植が必要です。手術による感染リスクや、切除部位に傷跡が残る点に注意が必要です。

瘢痕化(スカリフィケーション)

スカリフィケーションは、25%トリクロロ酢酸(TCA)溶液を皮膚に塗布し、皮膚組織を損傷させて数層が剥がれ落ちることで新しい皮膚を露出させる方法です。新しい皮膚は柔らかく敏感なため、感染防止と保護が重要です。現在はあまり用いられません。

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