減量手術にはどんな種類がありますか?
減量手術の歴史
減量手術(肥満手術)は、100年以上の歴史があります。最初の記録は1882年にドイツの外科医エルンスト・ゾンネンブルクが行った胃切除術です。20世紀初頭には、空腸回腸バイパスや垂直バンド胃形成術などが開発されましたが、効果はあるものの合併症リスクが高いとされました。
ラパロスコピー調整式胃バンド(LAGB)
1990年代に登場したLAGBは、最小侵襲手術で、胃上部に調整可能なバンドを装着します。バンドの締め具合を変えることで食事量を制限でき、従来の手術に比べ合併症リスクが低減しました。
近年の主な減量手術
近年では、以下の手術が主流となっています。
- Roux-en-Y胃バイパス(RYGB):胃に小さなポーチを作り、直接小腸に接続することで食物吸収を制限します。
- スリーブ胃切除術(SG):胃の大部分を切除し、細長いスリーブ状に残す手術です。
どちらも体重減少に高い効果が期待でき、従来の手術に比べて合併症リスクが低いとされています。
減量手術を検討する際のポイント
減量手術は大きな決断であり、軽んじてはなりません。しかし、肥満に悩む人にとっては、生活の質を大きく向上させる有力な選択肢となります。
