線維柱帯切除術とは?概要と手術の流れ

線維柱帯切除術の概要

線維柱帯切除術(トラベクエクトミー)は、緑内障の治療法の一つで、眼球の白目(強膜)に小さな穴を作り、眼内液(房水)の排出路を確保する手術です。眼圧を下げ、視神経へのダメージ進行を抑えることが目的です。

対象となる緑内障

主に開放隅角緑内障の患者さんに適用されますが、閉塞隅角緑内障や続発性緑内障など、他のタイプの緑内障でも適応されることがあります。

手術の実施形態と時間

外来手術として行われ、同日中に帰宅できます。手術自体は約30〜45分で完了します。

手術の手順

局所麻酔で眼をしびれさせた後、外科医が強膜に小さな切開を加えて穴を作ります。その穴から線維柱帯組織の一部を除去し、房水が直接排出できるようにします。

術後の管理

手術後は数日間、眼を覆うパッチを装着します。また、感染や炎症を防ぐための点眼薬を使用します。術後数週間は軽い不快感や視界のぼやけを感じることがあります。

期待できる効果とリスク

多くの患者さんで眼圧が顕著に低下し、緑内障の進行が止まるか遅くなります。ただし、感染、出血、瘢痕形成などの合併症リスクもあるため、術後の経過観察が重要です。

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