フェイスリフトの禁忌事項

顔や首のたるみが気になり始めた方がフェイスリフトの主な対象です。外見を根本的に変える手術ではなく、より若々しくすっきりとした印象を与えることが目的です。全体的に皮膚を持ち上げ余分な皮膚やシワを減らす手術です。手術前には外科医との詳細なカウンセリングを行い、顔の状態や患者の希望、全身の健康状態を総合的に評価します。ここで、手術が適さないと判断される条件(禁忌)がいくつかあります。

喫煙

喫煙者は手術前後最低2週間は禁煙する必要があります。ニコチンは血管を収縮させ、皮膚への血流を低下させます。そのため、多くの形成外科医は喫煙者の手術を拒否し、場合によっては尿検査でニコチンの有無を確認します。また、ニコチンが残っていると合併症リスクが高まることを説明した医療同意書に署名を求められることがあります。

高血圧

コントロールされていない高血圧は、出血量増加や心臓への負担が懸念されるため、フェイスリフトの禁忌となります。手術前に血圧を安定させることが重要です。

糖尿病

糖尿病患者でも手術は可能ですが、血糖コントロールが良好で、体重が過度に増えていないことが条件です。特にインスリン依存型の患者は血糖値が高いと感染リスクが上がり、血管が狭くなることで創の治癒が遅くなることがあります。

血液凝固抑制薬(血液サラサラ薬)

アスピリンやビタミンA・E、ジンセンなどの血液をサラサラにするサプリメントを服用している場合は、手術の5〜7日前までに中止するよう医師に相談してください。これらを続けると手術中の出血が増える恐れがあります。

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