胸骨保護のためのアームエクササイズ
胸骨(胸骨)は胸壁の前面に位置し、鎖骨や肋骨と連結しています。事故や特定の手術で胸骨に損傷や外傷を受けた場合、胸骨保護(sternal precautions)が必要となります。通常、治癒が進むまで4〜8週間の制限が設けられます。この期間中に胸骨の不安定感や感染の兆候があれば、速やかに医療チームへ報告してください。
持ち上げ制限
胸骨外傷から回復中の方は、持ち上げ重量に制限があります。例として、ハワイ・パシフィック・ヘルスは、侵襲的心臓手術後の4〜8週間は10ポンド(約4.5kg)以上のものは持ち上げてはならないとしています。軽いダンベル(10ポンド以下)を用いた腕のトレーニングは許容される場合がありますが、両腕で重いものを持ち上げることは胸骨に過度な負荷をかけるため避けてください。
有酸素運動の制限
腕を使う有酸素マシン(ローイングマシン、アームエルゴメーター、アームレバー付きエリプティカル)は、回復期間中は使用できません。代わりに、胸骨に負担がかからないトレッドミルやステーショナリーバイクなどを選び、上半身に痛みや不快感が出たらすぐに中止してください。
スポーツ活動の制限
ボウリング、ゴルフ、水泳、テニスやスクォッシュといったラケットスポーツは、胸骨への負荷が大きく危険です。胸骨保護が解除されるまでこれらの活動は控え、解除後は徐々に再開して回復を促進してください。
その他の推奨事項
胸骨保護を守っていても、回復中に異常が起きることがあります。切開部周辺の赤みや腫れ、呼吸困難、発熱、切開部の痛み、胸骨の異音(クリック音)などが見られたら、直ちに医師に相談してください。早期の対応が回復の成功につながります。
