弁が機能しなくなると何が起こりますか?
心臓の弁の機能不全
心臓の弁が正常に開閉しないと、血液の循環が乱れ、さまざまな心疾患を引き起こします。
大動脈弁狭窄症
大動脈弁が狭くなると、心臓から全身へ血液が送り出されにくくなり、胸痛、息切れ、疲労感が生じます。
僧帽弁狭窄症
僧帽弁が狭くなると、左心房から左心室への血液が滞り、肺に血液が逆流して息切れや咳、疲労感が現れます。
三尖弁狭窄症
三尖弁が狭くなると、右心房から右心室への血液が滞り、全身の静脈に血液がたまり、脚や足首、腹部のむくみや疲労感が起こります。
静脈の弁の機能不全
静脈の弁は血液を心臓へ逆流させないように働きますが、これが故障すると静脈不全となり、脚の痛み、むくみ、静脈瘤などの症状が出ます。
その他の体内弁の機能不全
泌尿器系や消化器系にも弁様構造があり、機能が低下すると以下のような症状が現れます。
泌尿器系
尿漏れや尿路感染症のリスクが高まります。
消化器系
嚥下障害や消化不良が起こることがあります。
対処と治療
弁に異常が疑われる症状がある場合は、早めに医師の診察を受けましょう。治療法は薬物療法、手術、あるいはカテーテルを用いた弁置換など、状態に応じて選択されます。
