第7章の収入テストに例外はあるのか?
1. 予想可処分所得(PDI)テスト
予想可処分所得(Projected Disposable Income, PDI)とは、世帯総収入から一定の生活費を差し引いた残額です。PDI が州の中央値未満であれば、チャプター7 の適格性が推定されます。
2. 現在の月間所得(CMI)テスト
現在の月間所得(Current Monthly Income, CMI)テストは、PDI よりも具体的です。IRS の標準控除ではなく、個々の生活費を考慮して算出します。
3. 異常事態(Unusual Circumstances)テスト
所得がテスト基準を超えていても、被債務者が「異常事態」を証明できればチャプター7 を申請できます。例としては、予期せぬ医療費、失業、収入の大幅な変動などがあります。
4. 債権者の最善の利益テスト
裁判所が「債権者の最善の利益」にかなうと判断した場合、基準を超えていてもチャプター7 が認められます。
健康状態やそれに伴う収入減少は、上記の「異常事態」または「債権者の最善の利益」テストの対象となる可能性があります。具体的な適格性を判断するには、破産専門の弁護士に相談し、詳細な評価を受けることが重要です。
