除細動器(ICD)植込み後に心拍が急速に上がるとどうなるか
除細動器(ICD)植込み後の急速な心拍上昇とは
除細動器は致命的な不整脈を検出し、電気ショックで正常リズムに戻す装置です。しかし、すべての不整脈、特に上室性頻拍(SVT)を必ずしも検知・治療できるわけではありません。
SVTが検知された場合の対応
除細動器がSVTを検知すると、まず低エネルギーの「抗頻拍パッシング(ATP)」でリズムを正常化しようとします。ATPは高速の電気パルスを連続して送り、心拍を止めることを狙います。
ATPが効果を示さない、またはSVTが非常に速い場合は、より高エネルギーのショックを与えて不整脈を停止させます。
注意すべき症状と受診のタイミング
除細動器がすべての不整脈を治療できるわけではありません。植込み後に心拍が急に速くなったり、胸痛、めまい、息切れなどの症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受けてください。医師が症状を評価し、適切な治療方針を決定します。
